披露宴を盛り上げるために大切なのがBGM。
実はBGMのセレクトについて悩まれる新郎新婦様は意外にも多いのです。
・使いたい曲がたくさんありすぎて絞れない
・どんな場面にどのような曲をセレクトしていいのかわからない
・好きな音楽ばかり選んで偏ってしまう
・万人受けする、無難な曲ばかりをセレクトしてしまう
あなたはこのような悩みを抱えてはいませんか?
プログラムの内容や進行によって、BGMのセレクトも変わってきます。
ウェディングカメラマンとして披露宴の撮影をする中でよく耳にするのがJ-POPと流行の洋楽。
親しみのある曲で、ゲストも楽しめますね。
しかし何度も結婚式に出席している方はあることを思うようになるのではないでしょうか。
「前に出席した結婚式でも同じ曲が流れていたなぁ・・・」
今回は、J-POPでもない、最新の流行の洋楽でもない、オールディーズ&懐かしの洋楽をご紹介します。
シーンごとに雰囲気にあうBGMをセレクトしてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
01.披露宴入場
02.披露宴乾杯
03.披露宴歓談
04.披露宴ケーキ入刀
05.披露宴新郎新婦中座
06.披露宴再入場
07.新婦手紙
08.花束贈呈に
09.披露宴退場
01.披露宴入場
披露宴入場のBGMは、厳かでしんみりした雰囲気の挙式から一転、楽しい雰囲気に変わるBGMがおすすめです。
華やかでアップテンポな曲であればゲストも一緒に盛り上がり、ミディアムテンポで落ち着いた曲であればあたたかく新郎新婦様の入場を迎えてくれることでしょう。
■『恋はあせらず』/シュープリームス
1960~1970年代に活躍した、アメリカの黒人系女性ボーカルユニットの曲です。
弾けるようなポップなナンバーが、華やかで楽しい披露宴のはじまりにぴったり。
ボーカルのダイアナ・ロスの声も曲にマッチしていて気分を盛り上げてくれますね。
■『In my Life』/ビートルズ
こちらは老若男女世界中の多くの方に知られている、ビートルズのナンバーです。
ノスタルジックでやさしく包み込んでくれる雰囲気のあるBGMで、新郎新婦様やゲストの皆様が落ち着いた雰囲気の方たちなら、このようなミディアムテンポなBGMもおすすめです。
02.披露宴乾杯
披露宴の乾杯は、新郎新婦様とゲストのみなさまがひとつになるイベント。
「乾杯のご発声」で緊張感に包まれた場の空気は一転。
その場を空気を変えるような爽快感のあるBGMなら、盛り上がること間違いなしです。
■『モンキーズのテーマ』/モンキーズ
1960年代に、イギリスのビートルズに対抗して結成された、アメリカを中心に活躍した4人組のポップ・ロックバンド「モンキーズ」の曲です。
日本でも「ザ・モンキーズ・ショー」というモンキーズ出演のTV番組が放送され人気を博しました。
乾杯のご発声の後すぐさま「モンキーズのテーマ」のサビが流れると、乾杯の勢いそのままにBGMが歓談を盛り上げてくれます・。
■『可愛いアイシャ Isn’t She Lovely』/スティービーワンダー Stevie Wonder
スティーヴィー・ワンダーの娘であるアイシャの誕生祝いとして作られた曲です。
ほんのり、品と優しさとユーモアが備わってるような曲のように感じます。
聞いているだけでハッピーになれるこの曲は乾杯後の歓談にもぴったりでゲストの緊張をほぐしてくれます。
03.披露宴歓談
歓談中は、新郎新婦様とゲストが会話を楽しむ時間。ゲスト同士も食事をしながら会話したりとリラックスできるようなBGMがおすすめ。
あまり騒がしいBGMが流れてしまうと会話が聞き取りづらくなったり、せっかくの歓談の時間もゆっくり楽しめません。
歓談中はシーンを盛り上げるのではなく、会場全体が落ち着いた雰囲気に包まれるようなBGMをセレクトするとよいでしょう。
■『カンロリーロード』/オリビア・ニュートンジョン
スタジオ・ジブリの「耳をすませば」の主題歌にカバー曲が使われているので、耳にしたことがある方も多いと思います。
のどかで哀愁のあるメロディは、アットホームな披露宴におすすめです。
■『愛はきらめきの中に』/ビー・ジーズ
甘くしっとり落ち着いたBGMです。おしゃれでシックな会場におすすめです。
■『メロディ・フェア』/ビー・ジーズ
同じくビー・ジーズの曲で、日本でもヒットした映画「小さな恋のメロディ」のテーマ曲として有名ですので、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
どこか懐かしく穏やかなナンバーは心を落ち着かせてくれます。
■『チャペル・オブ・ラヴ』/ディキシーカップス
アメリカの女性ボーカル・グループ「ディキシーカップス」のデビュー曲です。
アットホームな雰囲気を演出してくれるBGMです。
■『ミセスロビンソン』/サイモン&ガーファンクル
若かりし頃のダスティン・ホフマン主演の映画「卒業」のために書き下ろされたサイモン&ガーファンクルの名曲です。
ほどよくテンポのある曲ですので、歓談の半ばか終わりごろに流すのがおすすめです。
■『マイガール』/テンプテーションズ
アメリカのR&Bグループ「テンプテーションズ」のヒット曲です。
アメリカのBillboard Hot 100とR&Bシングル・チャートの両方で、テンプテーションズにとって初の1位獲得作品となりました。
(出典元:ウィキペディア)
その後、マコーレー・カルキンも出演した1991年公開の映画「マイ・ガール」のサウンドトラックとして使用されました。
ゆったりとしたテンポがアットホームな空間を演出してくれるので、ゲストも和めるBGMです。
■『夢のカリフォルニア California Dreamin’ 』/ママス&パパス The Mamas & The Papas
1960年代、アメリカで活躍したグループの代表的な曲です。
落ち着いた曲があうと言われても、少し盛り上げたい!という新郎新婦様におすすめのBGMです。
04.披露宴ケーキ入刀
ケーキ入刀は披露宴の中でもメインイベントのひとつ。
BGMでもぱっと盛り上げて、披露宴の見せ場を演出しましょう。
■『OB-LA-DI,OB-LA-DA』/ビートルズ
言わずと知れたビートルズの有名な定番曲です。
ケーキ入刀シーンを盛り上げるのに最適なBGMですね。ゲストも大いに盛り上がるでしょう!
05.披露宴新郎新婦中座
お色直しのための中座をどのように演出したいのかによって、セレクトするBGMを考えてみましょう。
・お母様やご兄弟姉妹と一緒に感動的に
・姪っ子ちゃんや甥っ子くんと可愛いらしく
・ご友人やお世話になった方々と楽しく
などなど、一緒に中座をする相手にあったBGMを選ぶのもよいでしょう。
■『オーシャンゼリゼ』/ダニエル・ビダル
お母様、お姉様や妹様などと一緒に中座される場合、こんなかわいくてオシャレな曲が流れたら気分もあがりますね。
自然と笑みがこぼれてきそうなBGMです。
■『ロコモーション』/リトル・エヴァ
リトル・エヴァ自身の最大のヒット曲で、代表作にもなった作品です。様々なアーティストがカバーをしています。
日本では、SMAPが出演したSoftBankのCMに、ロコモーションのカバー曲が使われていたので原曲を聴いたことがない方でもどこかで聴いたあの曲!と思っていただけるのではないでしょうか。
06.披露宴再入場
気持ちを新たにお色直しのドレスで再入場するシーンには、華やかなBGMがおすすめ。
ドレスや和装など、衣装にあうようなBGMをセレクトすれば再入場も印象深いものになります。
■『シュガー・ベイビー・ラヴ』/ルベッツ
イギリスのバンド「ルベッツ」のデビュー曲です。
日本でも、90年代のアイドル「Wink」をはじめ多くのアーティストにカバーされました。
この曲が流れれば、一気に会場も盛り上がります。
■『トップオブザワールド』/カーペンターズ
アメリカの兄妹デュオ「カーペンターズ」の代表曲で、ビルボード誌で1位になりました。
日本でも南沙織、岩崎宏美、森口博子、少年ナイフなど多くのアーティストがカバーしています。
また、1995年放送のTVドラマ「未成年」の主題歌として使われ、カーペンターズが再び日本でスポットを浴びるきっかけとなりました。
再入場後、フォトラウンドなどゲストとの触れ合いを楽しむのにもってこいのBGMです。
07.新婦手紙
披露宴も佳境にさしかかる場面。
新婦様がお手紙を読まれる際のBGMは女性ヴォーカルの曲は新婦様の声とかぶってしまいますのでできれば使用しないほうがよいでしょう。
落ち着いた男性ヴォーカルのバラード曲や、オルゴール・インストゥルメンタルなどがおすすめです。
■『ユア・ソング Your song』/エルトン・ジョン Elton John
エルトン・ジョンの優しい歌声が新婦手紙のシーンをより引き立ててくれるでしょう。
男性が女性を想って歌った曲ですが、今日まで大切に育ててくれたご両親の愛情に通ずる部分もあるのではないでしょうか。
新婦手紙を感動的なシーンにしたい方におすすめです。
08.花束贈呈
新郎新婦様から親御様に感謝の気持ちをこめて花束を渡すシーン。
BGM次第では明るくも感動的にも演出できる場面です。
■『青い影』/プロコル・ハルム
イギリスのロックバンド「プロコル・ハルム」のデビュー曲。1988年に日産自動車のシルビアのCMをはじめ、多くのCMやTVで使用されました。
このBGMが流れると、新郎新婦様はこれまで育ててくれた親御様への感謝の想い、親御様は育ててきた息子、娘の思い出を噛みしめて、自然と涙が出てきてしまうかもしれませんね。
■『明日に架ける橋』/サイモン&ガーファンクル
花束贈呈のシーンを壮大で感動的なシーンにしたい方には、このBGMがおすすめです。
花束を手に持って、ゆっくりと親御様のもとへと進んでいく新郎新婦様の姿が目に浮かびます。
09.披露宴退場
感動的なシーンが終盤にはたくさん訪れます。
披露宴の締めにふさわしいBGMをセレクトしましょう。
明るく前向きなこれからのおふたりの進む道を明るく照らすようなBGMがおすすめです。
■『デイドリーム・ビリーバー』/モンキーズ
モンキーズのヒット曲です。キャッチ―なメロディの中にどことなく哀愁があり、アットホームな披露宴の締めくくりに「ほんわかさ」を演出してくれるBGMです。
モンキーズと言われてもピンとこない方も多いかと思いますが、日本では忌野清志郎らによるロックバンド「タイマーズ」が「デイドリーム・ビリーバー」という曲名でカバーし、エースコックのCMやセブンニレブンのCM等で使われたので聞いたことがある方も少なくないはず。
歌詞は「ZERRY」こと忌野清志郎が日本語の詩を作っています。
原曲とはまったく違う詩ですが、実は忌野清志郎が3歳の時に亡くなっていた実の母親への思いを綴った歌詞だそうです。
■『This Will Be Our Year』/ ゾンビーズ The Zombies
イギリスのロックバンドで、『This Will Be Our Year』が大ヒットしました。
終演を感じさせるメロディですが、そこからなにかがはじまるようなBGMです。
これから二人で新しい一歩を歩んでいく新郎新婦様の退場にぴったりです。
■『ムーン・リバー Moon River 』/ アンディ・ウィリアムスAndy Williams
映画「ティファニーで朝食を」の主題歌として有名です。
アンディ・ウィリアムスは1991年、紅白歌合戦にも出場しています。
古き良きアメリカを感じさせるムードのある曲です。
真っ暗な会場で照明に照らされてしっとりと退場するような会場におすすめです。
■『ダンシング・クイーンDancing Queen』/Abba
しんみりした場面からぱっと華やかで明るい場面に切りかえることができるBGM。
爽快感のあるこの曲は、披露宴の締めくくりを明るく楽しく迎えたい方におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
オールディーズ&懐かしの洋楽をご紹介させていただきましたが、親世代の方には懐かしく、若い世代にはおしゃれで新鮮に感じてもらえるのではないでしょうか。意外にも、幅広い世代に受け入れられる音楽なのかもしれません。
数多くの結婚式に列席したゲストも、他の披露宴ではあまり聴いたことのないBGMに、「今日の曲、聴いたことがないけれどオシャレだね!」とBGMを楽しんでくれることでしょう。
人とは違う、個性的なBGMで披露宴を盛り上げたい新郎新婦様、ぜひおすすめのBGMをセレクトしてみてくださいね!
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